堅牢ディスプレイのカスタム対応


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カスタマイズを想定して設計されたカタログ製品群

既存のディスプレイサイズだけでこの世のすべてのプロジェクトへ対応することはできません。Argonは柔軟に変更が可能なスタンダードモデルを開発・設計しています。
これにより、顧客それぞれのプロジェクトにジャストフィットするよう、迅速かつ効率的に設計を変える=カスタマイズすることができるのです。

コネクタやボタンのタイプと場所の変更

C4ISRアプリケーション用スタンダードモデルの開発・設計が、Argonのビジネスモデルの基本です。カスタマイズについては、お客様と相談し、スタンダードモデルをプロジェクト(アプリケーションまたは設置要件)に合わせて調整します。これには通常、耐環境コネクタへの変更やボタンのタイプと場所の変更などが含まれます。

小数量からのカスタム対応

創業当初、Argonは軍事用ディスプレイおよびコンピューティング市場すべてに対応できる汎用的なサイズは存在しないことに気が付きました。

多くの購買需要は、空/陸/海で既存で使われている媒体について機能更新や追加をする必要性から生じています。
Argonには空/陸/海用にそれぞれ個別デザインされた製品はなく、案件に応じてスタンダードモデルのカスタマイズを行います。
市場全体を見回したとき、似たような要件を要求するプロジェクトが数多くあります。例えば、19インチラックマウント、船舶用電源への対応、電力消費の要件、熱放散、小さなほこりや砂の粒子あるいは液体への進入抵抗などです。
ほとんどの案件が「MIL-STD-810」および「461」への適合と、それぞれの業界仕様を満たすことの両方を要求しています。

もちろん他企業も上記の問題を考慮に入れています。 しかしながら実際のところ大多数の競合他社の設計は、変更可能な部分に制限があります。 彼らのように柔軟性の少ない固定設計を行えば、変更の必要性を減らしてコストを節約することができますが、一方で、変更が必要な顧客のリードタイムが長くなります。 これは、お客様が期待するところではありません。
注文数量の大小はこの市場において重要でありません。そのため、上記問題の代替となりうる低コストの解決策は、柔軟性のある設計およびコスト管理とリスクマネジメントを製造コンセプトへ組み込むことです。

Argonは顧客が要求する数多くの変更を行えるように製品自体を設計しています。
たとえば、Argonの製品は内部回路基板にコネクタを直接取り付けないように設計されています。 直接取り付けてしまうと、コネクタのタイプとその場所を制限してしまうためです。コネクタを注文ごとに手動で配線することにより、顧客はコネクタのタイプを選択でき、希望の場所(※)にコネクタを配置できます。
これとは対照的に、多くの企業が採用しているような固定設計を変更するには、設計図の変更・サプライヤーの変更・組立図の変更・組立時間の延長などが必要であり、これらすべてがリードタイム長期化とコスト増に繋がるのです。

(※)ほとんどすべてのコネクタ位置が対応可能です。ただし一部例外がございますので詳細はご相談ください。

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